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みなさんほとんどの方が毎日ドライヤーを使っていると思いますが、ドライヤーの冷風機能にはどんな効果があるかご存知ですか?
実は髪を乾かす最後に冷風をあてるだけで仕上がりに大きな違いが出てきます。
濡れた髪を乾かす時に使われるドライヤーですが、濡れた髪は、髪表面を覆っているキューティクルが開いている状態です。
そのため、とても傷つきやすくデリケートな状態です。(お風呂上りに早く乾かした方がいい理由ははこのためです)
この開いてしまったキューティクルは、ドライヤーの温風を当てている時も開いている状態で、熱が冷めていく時に徐々に閉じていきます。
そのため、温風で熱くなった髪を、冷風を当てて冷ますと、キューティクルが引き締まり、髪にツヤがでます。
髪を乾かす時は、8割ほど温風で乾かした後、冷風で仕上げると、つややかな髪に導くことができます。
髪を乾かす時だけでなく、スタイリングする時にも冷風機能は効果的です。
そもそも髪はたんぱく質でできているのですが、たんぱく質は熱を当てると柔らかくなり、冷やすと固まる性質です。
その性質を活かして、髪をスタイリングする時には温風で、そして最後は冷風で冷やして固めることで、スタイリングがしっかりとキマり、長持ちさせることができます。
特に髪のうねりやくせ毛に悩む人に最適です。
ちなみにこれは夜髪を洗った後に髪を乾かす時にも同じです。
温風で乾かして最後に冷風で冷やすと、髪のツヤがアップするだけでなく、寝癖がつきにくくなり、翌朝のスタイリングが楽になる効果もあります。
すぐに実践できることだと思うので、ぜひドライヤーの冷風をうまく使ってみてください。
投稿者 増山