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「束にならない、形が持たない」「ベタつく」
結論から言うと
スタイリングが上手くいかない人のほとんどはつけ方より前の段階でつまずいています。
スタイリング剤種類やヘアセットのテクニックよりも大事な基本を今日はシンプルにお伝えします。
1ワックスは乾いた髪に
まず髪が半乾きのままワックスをつけてしまうと思ったように動きが出ないし、ボリュームも出ません。
※ジェル系のスタイリング剤は濡れた髪に使うこともあります
ドライヤーで乾かす時は、
トップの根元を立ち上げる、前髪の割れクセを整えることを意識します。
この段階で7割キマると言ってもいいくらい乾かし方がスタイリングの土台になります。
そもそも髪を濡らしてからスタイリングをしていない人もいるので、カッコよくキメるには、濡れた状態からドライヤーでベースを作りスタイリング剤をつけましょう。
2手のひらで完全に伸ばしてからつける
スタイリング剤の失敗で多いのがそのまま髪にベタッととつけてしまうこと。
手のひら指の間までしっかり伸ばすことで、スタイリング剤のつきムラが防げます。
3つける順番は後ろ→サイド→トップ→前髪
前髪以外は手を振りながら馴染むように
これを守るだけで仕上がりが安定します。
前髪からつけてしまうのもNG。いきなり前にスタイリング剤をつけると前髪が割れてしまうし、重くなって動きが完全に潰れます。
前髪を下ろす時はスタイリング剤が余っている状態で前髪の毛に触れるくらいで十分。
上げる時は立ち上げるために前髪にもしっかりつけましょう。
◯スタイリングが上手くいかない髪に共通していること
スタイリングの相談で実際に見てきて感じるのは
ボリュームを出したい所の毛が重く残されている
動かしたい部分の長さが揃いすぎているなど
こういった状態だとどれだけ丁寧にスタイリングしてもセットが決まりづらいです。
スタイリング苦手な人ほど、セットしやすいカットに整えてあげるだけで一気に扱いやすくなります。
スタイリングの上手い下手はもちろんセンスもありますが、順番と習慣で大きく変わります。
乾いた髪に、手でしっかり伸ばして、後ろからつける
まずはこの3つだけ意識してみてください。
それだけで毎朝のスタイリングがかなり楽になりますよ。






