正しいタオルドライで髪質が変わる

NEW!2025-11-26

お風呂上がり、なんとなくゴシゴシと髪を拭いていませんか?
実はこの“タオルドライの仕方”だけで、髪のまとまりやツヤ、パサつきやすさが大きく変わります。

乾燥が強い冬は特に差が出やすいポイントです。

タオルドライはスタイリングの前準備ではなく、ヘアケアの重要な工程のひとつ。

今回は美容師目線で、正しいタオルドライの方法と、やってしまいがちなNGポイントをまとめました。

◯なぜタオルドライが大事なのか?

髪は濡れている状態だとキューティクルが開き、普段よりデリケートになっています。その状態でゴシゴシ擦ると、
・パサつき
・絡まり
・枝毛・切れ毛
の原因になってしまいます。

さらに、水気が多すぎるまま乾かすと、ドライヤーの熱が当たりすぎてダメージに繋がります。
摩擦を減らす+素早く余分な水分を取るのが最重要です。

◯正しいタオルドライのやり方

①まずは“絞るイメージで水分を取る

タオルを頭に押し当てて、ポンポンと優しく叩くように水を吸わせます。擦る必要はありません。

②毛先はタオルで包んで軽く握る

毛先は特にダメージを受けやすい部分。
タオルで包んで“ギュッ”と軽く握るだけでOK。

③地肌はタオルで押し当てて吸水させる

根元までしっかり乾かしたいので、地肌にタオルを当てて押し込むように水分を取ります。

④ タオル2枚使いが最強

1枚目でしっかり吸わせて、2枚目で仕上げるとドライヤーの時間も短縮できます。

◯逆にやってはいけないNGタオルドライ

・ゴシゴシ擦る
・毛先を上下にこする
・長時間タオルを巻いたまま放置

特に擦る行為は一瞬でキューティクルを傷めてしまいます。

◯最後に

正しいタオルドライは、難しい技術ではありません。
優しく、擦らない、水分を吸わせる
この3つを守るだけで、毎日のダメージケアが大きく変わります。

今日からぜひ取り入れてみてくださいね。
 
 
 
投稿者 増山