シャンプーの洗浄成分

2022-11-02

みなさんシャンプーってどうやって選んでいますか?

 

口コミや使ってみた使用感、少し詳しい人だと成分まで気にされる方もいるかもしれません。

 

 

今日はみなさんのシャンプーを選ぶ1つの指標として、シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)について解説していきます!

 

 

 

まずシャンプーの洗浄成分でよく話題に上がる高級アルコール系とアミノ酸系について。

 

高級アルコール系は洗浄力が高く、泡立ちもいいという特徴があります。

代表的なものだと、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなどがあります。

 

ただラウリル硫酸Naはラウレス硫酸Naより肌への刺激が強いのでこの成分が入っているものはやめた方がいいです。

 

名前が似ててややこしいですが、ラウリルはダメです!

 

 

 

 

 

アミノ酸系は洗浄力がマイルドで、低刺激ですが泡立ちがあまりよくないという特徴があります。

 

 

アミノ酸系はさらに細かく、グルタミン酸系、グリシン系、アラニン系などに分類されるので覚えるのが大変ですが、代表的なものは、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイロメチルアラニンNaなどがあります。

 

 

ココイルやラウロイロとつくものはアミノ酸系が多いので、それで覚えてみてください!

 

 

 

そしてもう一つ覚えておくといい洗浄成分がありまして、高級アルコール系は少し刺激が強い、アミノ酸系は泡立ちが悪いというこの二つの悪いことろを補えるベタイン系という優秀なやつがいます!

 

 

 

ベタイン系は単体では洗浄力が弱くメイン使われるのはベビーシャンプーぐらいですが、非常に低刺激でアミノ酸系などと組み合わせることで泡立ちが良くなる特徴を活かして、高級アルコール系の刺激緩和やアミノ酸の泡立ちアップとして使われます。

 

代表的なものは、ラウラミドプロベタイン、ココアンホ酢酸Naなどです。

 

難しいのでベタインとつくもので覚えるといいと思います!

 

 

 

 

他にもタンパク質由来系やオレフィン系、タウリン系、石鹸系などたくさんありますが、まずは今日あげた3つを基準にしてみてください!

 

 

 

 

本当は美容師に相談して実際に髪質や頭皮の状態を判断してもらって選んでもらうのがベストだとは思うので、ULUにご来店のお客様は遠慮なく僕にご相談ください!

 

 

 

 

 

投稿者 増山