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最近まだ梅雨明けしていないのに暑い日が続いていますが、ここまで暑いと外に出ると一瞬で汗がどっと出てしまいますよね。
そんな汗ですが、実は夏の頭皮トラブルでは汗が原因になっていることがけっこう多いんです。
そんな夏の頭皮トラブルの原因と対策を今日は解説していきます。
この時季非常に多い汗による蒸れが原因のかゆみ。
頭皮は顔のTゾーンの2〜3倍もの皮脂腺があると言われています。
そして頭皮には約10万本の髪の毛が生えているので、夏場に蒸れやすいのは仕方がありません。
しかし汗をかきやすいからと、そのまま放置していると汗はアルカリ性に傾き頭皮の炎症やかゆみを引き起こしてしまったり、汗が乾くと頭皮の水分も奪われてしまうので、乾燥も引き起こしてしまいます。
また頭皮は乾燥すると皮膚を守るため過剰に皮脂を分泌してしまい、ベタつきやニオイの原因になってしまいます。
さらに汗で湿った頭皮は雑菌が繁殖しやすく、これもかゆみやニオイなどの原因なってしまいます。
もちろん頭皮環境が悪くなれば抜け毛や薄毛につながる恐れもあります。
ではどう対策するか。
まずはこまめに汗を拭くことです。
顔の汗だけでなく頭皮の汗もタオルなどで拭くようにしましょう。
髪を束ねたりしていると、気づかないうちに蒸れていることが多いです。
時間を見つけて髪をほどいて、タオルで拭いたり、持ち歩きの扇風機などがあれば冷風を当てるのもいいと思います。
ただし、たくさん汗をかいたからといって、1日何度もシャンプーすることは控えてください。
頭皮にとって必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥や過剰な皮脂分泌によるベタつきを引き起こしてしまう場合があります。
また紫外線対策で帽子をかぶってお出かけする方は、出来るだけ通気性の良いものや、こちらもこまめに帽子を外して頭皮の汗を拭くなどして、蒸れを防ぎましょう。
それときつく感じる帽子は避けましょう。
頭皮の血行が悪くなり、これも髪や頭皮にとってよくありません。
帰宅後は刺激の強くないシャンプーでよく泡立てて、しっかり洗いましょう。
しっかりと言っても爪を立てたりあまり強く擦るように洗うのは避けましょう。
頭皮を傷つけてかゆみや炎症の原因になってしまいます。
シャンプーが適当だと雑菌が残ってしまうのですすぎまで丁寧によく洗い流してください。
そして髪を洗ったらしっかり乾かすことも大切です。
この時季は暑いからとドライヤーで乾かすのが適当になってしまう方が多いです。
扇風機などで乾かすのもよくありません。
時間がかかるうえに、半乾きの状態や内側がしっかり乾いてないことがほとんどです。
髪の長い方は特に大変だと思いますが、根元からしっかり乾かすようにしてください。
この時、頭皮用のローションなどを使うとより良いですね!
男性の髪の短い方もしっかりと乾かすようにしてくださいね!
ニオイなど気になっている方は、毎日しっかり乾かせていないことが原因になっているかもしれません。
頭皮トラブルは放っておくと非常に危険ですので、この時期かゆみやベタつき、ニオイが気になる方は是非試してみてください。
投稿者 増山