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最近空気が乾燥して来てみなさん静電気起こったりしてませんか?
この時期に多いお悩みで静電気によるパサつきや、広がりがありますが、そもそも静電気って何で起こるのでしょう?
今日はその原因について解説していこうと思います。
まずは静電気とはどういうものか?
人も含めこの世の全てのものにはプラスとマイナス 2種類の電気を持ち合わせており、通常はプラスの電気もマイナスの電気も同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っているのですが、性質が異なるものどうしが触れるとそのバランスを崩してしまいます。
このプラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れた状態が静電気と呼ばれています。
静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、異なる性質のものに触れたり近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が放電されます。
これにより、パチッと指先に痛みを感じたり髪の毛が顔にまとわりついたりする訳です。
そして静電気の起こりやすい環境として湿度が40%未満と言われています。
冬は室内でも暖房などにより、空気がとても乾燥しているので冬は静電気の影響を受けやすいのが分かると思います。
他には洋服の組み合わせも影響していることがあります。
例えばマイナスの電気を帯びやすいポリエステルとプラスの電気を帯びやすいウールやナイロンを組み合わせると高確率で静電気が発生します。
また、日常的なブラッシングも頻繁に行うことで、髪の表面にあるキューティクルに存在する18MEA(メチルエイコサン酸)と呼ばれる指通りや手触りに関係する天然の油分を摩擦により、取ってしまうことでも静電気が発生しやすくなってしまいます。
原因が分かったところで対策方法をご紹介していきます。
まずは、気をつけている方も多いと思いますが、とにかく保湿ですね!
加湿器で室内の湿度を上げる、トリートメントやアウトバストリートメントは特に冬場は乾燥対策に特化しているものにしてみて下さい!
朝起きた時も寝具との摩擦で髪が乾燥している状態なので、髪を濡らしてスタイリングをしたり、コテやアイロンを使う方は特にですが、ここでも乾燥、ダメージ対策の出来るスタイリング剤を使用することをおすすめします!
外出時もこまめに保湿するとなおいいです!
そして最後に今お使いのブラシを見直してみてください。
プラスチックやポリエステル製のものは静電気が起こりやすいので、天然毛の物に変えてみるのがおすすめです!
天然毛は油分が含まれていて摩擦が起きにくく、静電気対策にピッタリです!
冬に多い静電気のお悩み、これを読んでくれた方は今日からぜひ対策してみてください!
投稿者 増山